医療ビジネス総合サービス商社のシンリョウ(東京豊島区)は、医療サポート製品のオリジナル新ブランド「campana(カンパーナ)」を立ち上げた。第1弾は「お薬手帳」で、このほど発売を開始した。
「campana」は、イタリア語で鐘の意味。新ブランドのデザイナーには藪野美生氏を迎え、デザインの鐘を鳴らす“シンリョウデザインイノベーションプロジェクト”として、病気やケガを患っている患者の心をデザインの力で元気づけ、勇気づけていくのが狙い。
プロジェクトのスタートとなるお薬手帳は、大切な赤ちゃんとお母さんとの絆を柔らかく表現した「Love! My Baby(ラブマイベビー)」、レースの繊細な編み目と鮮やかなブルーの色味で、メディカルシーンでは少なかった“可愛さ”を生み出すデザインの「Lovely in Lace(ラブリーインレース)」など、5種類のデザインが揃っている。
同社では今回のお薬手帳に続き、患者向け院内掲示ポスター、お薬手帳カバー、投薬用プラスチック容器など、「今後も医療用アイテムを続々と発表していく予定」としている。