大阪医薬品協会は1日、記者会見で、医薬品輸出入手続き迅速化のための輸出入申請書類の電子化について、関西国際空港をモデルとした実証実験が来年早期にも始まる見通しを明らかにした。
関西の3府県、3市が共同で申請し、昨年12月に承認された「関西イノベーション国際戦略総合特区」事業の一つとして実施されるもの。関空での実証実験を行うことは厚生労働省を含めた関係者間でほぼ合意に至っており、それに向けて今後、具体的な運用方法の構築や薬事法施行規則の改定などの検討が進められる。作業が順調に進めば来年早々にも実施される予定だ。