トクホンでは、健康で快適な日常生活をサポートしていきたいとの観点から、最近では新たに薬用入浴剤を開発・発売するなど、医薬品以外のパーソナルケア製品の充実にも力を入れている。同社はこのほど、ケガの予防や肘・膝などの関節部分の保護のためのサポーターを新発売した。消費者意識調査などからは、主力製品「トクホン」をはじめ、トクホンブランドへの高い認知度があることから、同社の外用消炎鎮痛剤を使用したことのある50~60代のアクティブシニア層を中心に、日常生活での痛みケアや疲れの緩和などに対する使用を訴求していく。
今回発売した「トクホンサポーターMOOVY(ムーヴィー)」は、どんなシーンで着用しても“動きやすいサポーター”という意味と着用感を、そのまま商品名に表現した。
一般的にサポーターの不満点の多くは、ごわつき、装着時のズレなどがある。そこで同品では、コンプレッションウェアと同じ薄さ0・5mmの生地に、特許取得のシリコン加工を施し、筋肉と靱帯を圧迫・保護する。また、シリコンの塗布位置は、整形外科のドクター監修のもと特定している。吸汗・防臭・UV素材も特徴。
今までにトクホンブランドの外用消炎鎮痛剤を使ったことがあり、健康づくりのために定期的にジョギングや山登り等を行っているアクティブシニア層を第1のターゲットに、健康や運動に関心が高く、日常生活や運動時に痛みや疲労を感じている30~40代もサブターゲットとする。
厚手のニット素材のサポーターではなく、薄手なので服の下に装着してもごわつかない、機能的なサポーターとして、同社では幅広いユーザー獲得を目指していく。
「ひじ用」「ひざ用」「ふくらはぎ用」があり、各部位用とも普通サイズと大きめサイズの2タイプがある。価格はオープン。