◆新国連薬物乱用根絶宣言による「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」の周知を図り国内での薬物乱用防止を啓発する厚労省や都道府県、麻薬・覚せい剤乱用防止センターなど、官民あげての『ダメ。ゼッタイ。普及運動』が今月20日から1カ月間行われている
◆この数年ほどの間、従来の麻薬や覚せい剤などを取り締まる法律の網をかいくぐる脱法ハーブなどの存在が大きな社会問題と化している。それだけに、過去の延長線上での啓発ではないアプローチも必要になる
◆このほど愛知麻薬協会では創立60周年記念事業として、薬物乱用防止啓発DVDを製作、8月9日に名古屋市内で上映会を開催する。「人生放棄しますか!?~心と体をむしばむ薬物乱用~」というタイトルで、薬物依存体験者の生の声を収録。薬物乱用の恐怖を実感できる内容という
◆一方で、こうしたツールが本当に薬物依存直前の人たちの目に触れる機会を作ることが重要だ。薬物乱用の低年齢化傾向もあるだけに、防止啓発活動は一刻の猶予もならない状況にあるのは間違いない。
脱法ハーブも「ダメ。ゼッタイ。」
2012年06月27日 (水)
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