ピップは、今秋の新製品として、女性の美脚を応援する段階圧力レッグウェアブランド「SLIMWALK(スリムウォーク)」から、「くつろぎ時間のSLIMWAL 足指セラピー」と「くつろぎ時間のSLIMWALK 2WAYウォーマー」を、9月3日から新発売する(2WAYウォーマーは秋冬限定発売)。いずれの新製品も、消費者ニーズが高い一方で、段階着圧レッグウェア市場ではまだ製品化されていない斬新なアイテムで、同社では「女性が日々感じている、解消されづらい足の悩みや不調の解消に応える製品として展開していく」とする。
ピップの調査によると、帰宅後に感じる足の悩みでは、「脚がむくむ」「脚が疲れる・だるい」に次いで、「足先の血行が悪い」「足先が痛い」など、足先に関する悩みが多いことが示されたという。また、足指を広げてリフレッシュしたいかという質問には、9割が「リフレッシュしたい」と答えた。
こうした背景から開発されたのが、レッグ部分の悩みをケアできる着圧ソックスに、足の指をストレッチするように広げる機能をプラスした「くつろぎ時間のSLIMWALK 足指セラピー」。レッグ部分の美脚リフト構造(段階圧力設計)はそのままに、足指セパレート機能を追加。パイル素材のリングで、1日中窮屈な靴の中に閉じこめられた足の指を1本1本ストレッチするように広げる。足指部分は抗菌防臭効果のある糸を採用しており、ムレにくく爽やかな履き心地も特徴。
一方、脚の悩みに関する消費者調査の結果からは、脚の“むくみ”と“冷え”について悩む女性が多かった。さらに、そのどちらの悩みも帰宅後に感じている点にも着目して、足首とふくらはぎのソックス部分に美脚リフト構造を生かした着圧ソックスに、プラスアルファの冷え対策機能を加えた「くつろぎ時間のSLIMWALK 2WAYウォーマー」を開発した。
同品は、ひざ上部分をそのままにして履くとロングソックス、折り返すとレッグウォーマーという2タイプの履き方で、ひざ上やふくらはぎを、それぞれ温める。つま先部分は吸湿発熱素材を使用し、ひざ上はふわモコ素材で、帰宅後の冷えた脚をやさしく温める。
スリムウォークシリーズは、好評発売中の日中用・就寝時用の製品のほかに、今回の“帰宅後のくつろぎ時間でのケア”用製品を充実させることで、今まで以上に女性の美脚を応援していく。新製品2品ともにオープン価格だが、参考売価は「くつろぎ時間のSLIMWALK 足指セラピー」が2480円前後、「くつろぎ時間のSLIMWALK 2WAYウォーマー」が1980円前後としている。
同社は17日、都内で新製品発表会を開催し、多くのマスコミ関係者の注目が集まった。松浦由治副社長は発表会で、「新製品は非常に画期的な製品だと自負している」と強調。「スリムウォークは、エレキバンやマグネループを抜いて、ピップのトップブランドに成長した。今後も、その地位を落とすことなく、製品ラインナップを充実させ、さらに大きなスリムウォークブランドを目指したい」と抱負を述べた。