化粧品メーカーの全国団体である日本化粧品工業連合会(粧工連)は、「化粧品産業の展望を見据えた日本化粧品工業連合会の将来ビジョン2012」を策定した。日本の化粧品業界を取り巻く環境および変化、さらには欧米化粧品業界の動向等も踏まえ、連合会として10年後のあるべき姿を取りまとめたもの。粧工連では「ビジョン実現のため、これまでの課題解決型の組織から、中長期の視点に立った“戦略実現型組織”に移行すると共に、各国の行政や業界団体との連携、交渉力を強化するための基盤整備を早急に進めるなど、積極的な取り組みを推進していきたい」(前田新造会長)とする。
粧工連は、東京化粧品工業会、西日本化粧品工業会、中部化粧品工業会の3工業会で構成する。これらの会員数を合わせると約1000社で、市場の9割強を占める。
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