手代木製薬協会長が講演
日本製薬工業協会の手代木功会長は2日、レギュラトリーサイエンス学会の第2回学術大会で講演し、「ライフサイエンスを国の基幹産業に位置づける判断が、どれだけ政策に反映され、お金が集中特化して落とされているかという点は、はなはだ懐疑的にならざるを得ない」との認識を示した。さらに、「民間にできることもあるが、産学官間の連携でどうやって日本で薬を作っていくかということを、もう少し真剣に考えていかなければならない」と述べた。
厚生労働省はライフ・イノベーション施策として、新たに審査当局とアカデミアの交流を通じた人材育成や、有効性・安全性確保のガイドラインの研究などを始めたが、今年度の予算規模は概算要求の段階から大幅に査定された。
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