
政令要件を検討した新型インフル有識者会議
政府の新型インフルエンザ等対策有識者会議が7日に開かれ、緊急事態宣言の政令要件や感染拡大を防止するための協力要請等について議論した。会議では、二つの政令要件の修正案を了承したが、使用制限を要請する施設の面積要件に対しては異論が相次ぎ、政令等への書きぶりを再検討することになった。
この日の会議では、緊急事態宣言の政令要件について、[1]重症症例(肺炎、多臓器不全、脳症など)が通常のインフルエンザと比較し、相当多く見られる場合[2]報告された患者等が誰から感染したか不明の場合か、報告された患者等が誰から感染したかは判明しているが、感染のさらなる拡大の可能性が否定できないと判断された場合――の二つに整理した修正案を議論した。
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