EPA製剤をめぐる問題を受けて厚生労働省は、新たな検討会を設置し、生活習慣病領域の医療用医薬品を一般用に転用する際の考え方を整理した上でスイッチOTC化を承認する方針を固めた。また、薬事・食品衛生審議会一般用医薬品部会で薬系委員が3分の2を占める委員構成の見直しも検討する。発端となった高脂血症治療薬「エパデール」のスイッチOTC化は、投与対象の妥当性を確認するセルフチェックシートについて、部会に提示していた当初の内容に修正を加えることを条件に正式承認する。
一般薬部会構成員見直しも
いずれも、19日の薬事・食品衛生審議会薬事分科会で日本医師会の中川俊男副会長が提案し、厚労省が受け入れた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。