主要製薬各社トップは年頭あいさつで、厳しい経営環境の中でも新薬を着実に投入し、事業成長を目指す考えを示した。
武田薬品の長谷川閑史社長は、「主力製品の特許切れを乗り越え、グローバルで新製品を上市できるメドをつけた」とし、新年を「売上は引き続き伸長するものの、利益面では厳しい年になる」と見通した上で、「先を見据え、経営の質を高めることにグループを挙げて取り組む」と強調。特に注力する課題に、[1]利益率の改善[2]人材育成・獲得の強化[3]ビジネスプロセスの最適化――の3点を位置づけた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。