厚生労働省は5日、省内講堂で「2012年度薬務関係主管課長会議」を開き、医薬食品局や医政局の担当課長が13年度事業や薬事行政の重点取り組み事項などを都道府県の担当者に説明した。医薬品・医療機器の承認審査の迅速化、PIC/S加盟に向けた対応などについて関係者に協力を求めた。
ラグ解消に向け人員増加‐審査管理課 赤川課長
昨年の新薬承認は45成分
ドラッグラグの解消に向けては、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の新医薬品等の審査員・安全対策要員について、751人(13年度末)を目標として増員を図っている。治験相談の質・量の向上、申請前の「薬事戦略相談」の導入など、審査業務の充実・改善、国際連携の強化、承認審査のあり方や基準の明確化など、今後とも有効で安全な医薬品を迅速に提供するための取り組みを実施していく。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。