一般薬のインターネット販売に6割が賛成していることが、電通総研が消費者に行った意識調査の結果で分かった。今後ネット販売で何らかの一般薬を購入する可能性があると回答した消費者も約8割に上ったが、ネット販売に賛成する人でも、副作用や飲み合わせの判断に不安や懸念を抱いていた。
調査は、3月に全国20~60代の男女2000人を対象に行われた。その結果、一般薬のネット販売に賛成した人は58・7%、反対は10・7%にとどまった。賛成派には男性が多いことが特徴で、特に40~50代の男性では7割以上が賛成とした。一方、女性は、副作用が発生した場合の対応や飲み合わせの判断などに不安を示す割合が高く、ネットでの購入に慎重な姿勢がうかがえた。
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