安倍晋三首相は17日、産業競争力会議で総合科学技術会議が司令塔機能を発揮し、科学技術関連予算の一部を直接、配分できるようにする府省横断型の研究開発プログラムの創設を指示した。
会議終了後、甘利明経済再生担当相は、総合科学技術会議が差配できる余地を残すためには、同会議に「上乗せ予算をつけることが必要」と述べ、内閣府が科学技術関連予算を計上できるようにし、会議自身がプロジェクトを選択して予算を重点配分する仕組みを構築するなど、予算システム・運用を改革する必要性を示した。
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