海外展開は営業利益重視

田辺三菱製薬の土屋裕弘社長は、「第一三共との協業による営業力の最大化により、糖尿病領域のトップブランドとしての地位を確立したい」と抱負を述べた。また、抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「レミケード」や抗リウマチ薬「シンポニー」の順調な伸長にも言及し、13年度には両剤合わせて薬価ベースで1000億円に挑戦する目標を明らかにした。
糖尿病領域でのトップブランドを目指す姿勢は、昨年9月に発売したDPP‐4の糖尿病治療薬「テネリア」や、近く国内申請し14年度上市予定のSGLT2阻害剤「カナグリフロジン」(TA‐7284)を踏まえてのもの。
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