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漢方医学のあるべき姿を

2013年5月22日 (水)

◆最近の医療関連調査などでは医師の大半が漢方処方の経験を持ち、その傾向は高まる方向にあるようだ。無季言子が取材で出会った漢方処方医の多くは、過去、自身や患者に対する漢方による劇的な治療効果を経験しているケースが多い
◆今月末、鹿児島市で開かれる日本東洋医学会学術総会の会頭である丸山征郎氏もその一人。若い頃に罹った肝炎が慢性化する中、治療法を求めて漢方の書物を読みあさり、大家小倉重成氏の著書に出会ったことがきっかけだったという
◆丸山氏はわが国の保険診療を「最先端医学と数千年前の漢方が診療の中で見事に融合している状況」と評す。一方「漢方医学の特徴、真髄は、今の西洋医学の方法論には馴染まない」とも。会頭講演では、漢方医学が現代医学のEBMの手法に馴染まないことを論理立てて解説する
◆医師の漢方薬処方の中には、「病名漢方」のほか、補助療法としての使用も含まれる。学術総会では「日本の文化遺産とも言える漢方医学」(丸山氏)のあるべき姿が導き出されることを期待したい。




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