アサコールは継続成長へ
ゼリア新薬の伊部幸顕社長は2013年度の主要課題について、医療用医薬品では世界初の機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」を柱として育成するほか、潰瘍性大腸炎治療薬「アサコール」を協和発酵キリンと合わせて国内経口メサラジン製剤市場の年間トップを狙う考えを示した。
アコファイドは3月に承認を取得しており、6月にも上市し、アステラス製薬と共同販促する。直近のデータで成人の10~20%が対象と見られ、「戦略上で一番大事なのは患者をどう掘り起こすか」と語った。売上目標については、「新しい分野なので走りながら数字を調整していくことになる」とし、「今年は処方制限があるため大きな売上は期待していないが、来年からは思い切った展開があると思う」と説明した。
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