TOP > 無季言 ∨ 

「薬局薬剤師は危機感がない」

2013年05月27日 (月)

◆「薬局薬剤師は危機感がない」という話を聞く機会が増えた。「処方箋が来ているのに何か問題があるのか」といった態度だという。こうした調剤偏重の考え方は大勢というわけではないだろうが、在宅医療へシフトが進めば、調剤専門薬局は淘汰されるとの見方が説得力を持つ
◆薬局にOTC薬を置かなくなったと指摘されて久しいが、医薬品のネット販売議論を通じ、OTC薬への薬剤師の関与がクローズアップされている。では、いま処方箋頼みから脱却するためには何が必要なのか
◆業態は違うが、かつての国内製薬企業も同じような状況にあった。国内から海外に目を転じて、積極的に主力製品の海外展開を進めたり、合併に踏み切った企業が「大手」を形成するまでに成長し、あっという間に大きな差がついた
◆最近は在宅医療を除けば、地域医療や健康づくりへの関与、OTC薬という、かつて薬局が果たしていた役割が生き残りのキーワードに並ぶ。今後、時代を先取りする薬局とは、意外に原点回帰を意識したところかもしれない。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術