厚生労働省は5月31日付で、薬事・食品衛生審議会医薬品部会の報告品目と新キット製品14成分26品目を薬価基準に収載した。内用薬はバソプレシンV2受容体拮抗剤「サムスカ」の新剤形など6成分7品目、注射薬は顆粒球コロニー刺激因子(G‐CSF)製剤のバイオ後続品「フィルグラスチム」など5成分16品目、外用薬は緑内障・高眼圧症治療剤「タプロスミニ」など3成分3品目だった。キット製品としては、「フィルグラスチム」と抗リウマチ剤「エンブレル」が収載された。
「サムスカ錠」(大塚製薬)は、血清ナトリウム濃度が低下し、口渇感が持続している患者で減量の必要がある場合、これまで既存の15mg錠を分割して投与しなければならなかったが、今回、医療現場の要望を受け、分割しないで服用できる7・5mg製剤の剤形を追加。規格間調整で算定した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。