一般社団法人日本コスメティック協会(東京中央区、岩本麻奈理事長)は、一般消費者および化粧品・美容やスキンケアに関する職域の従事者を対象とした検定試験制度を導入し、今年11月から検定を開始する。導入の背景について、同協会では「一般の化粧品使用者を対象に昨年、スキンケア等に関する知識レベルの確認テストを行った結果、予想以上に低いことが分かった。一般消費者へのさらなる啓発と、情報や商品・サービス提供側にある関連職域における専門的な人材の質の確保・育成が急務と判断した」としている。
昨今、化粧品・美容・健康に関する情報が、様々な領域から多様な手法で発信されているが、こうした情報の全てが必ずしも科学的に検証・整理されているとは限らない。時には消費者を混乱させ、健康被害といった事態を招くことにもなる。
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