厚生労働、経済産業、文部科学の3省は10日、「再生医療等基準検討委員会」の初会合を開き、iPS細胞などの培養・加工に必要な施設や機器の安全基準の策定に向けた議論をスタートさせた。具体的な基準作りは、委員会のもとに設置した「細胞培養加工施設基準」と「細胞加工装置・機器基準」の両ワーキンググループ(WG)が行い、細胞培養加工施設については、今秋をメドに基準案を作成する。
同委員会は、厚労省が先の通常国会に提出し、継続審議となった、iPS細胞を用いた再生医療の実用化促進のための改正薬事法案と再生医療安全性確保法案を受けて設置された。
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