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【養命酒製造】「太陽光発電事業」をスタート‐社有地を活用、社会貢献も視野

2013年08月12日 (月)
約4万m2の敷地内に太陽電池モジュール約1万枚を設置した

約4万m2の敷地内に太陽電池モジュール約1万枚を設置した

 養命酒製造は、埼玉県鶴ヶ島市にある社有地の一部を有効利用し、太陽光発電事業を開始した。2015年3月までの中期経営計画の中で掲げている「新規事業領域の拡大と成長性の確保」「保有資産の見直しと積極的な活用」「社会的使命への取り組み」の一環として位置づけている。同社では今回の発電事業を通して、電力供給懸念の対策や環境への負荷低減、地域の環境教育などの社会貢献活動にも寄与したい考えだ。

 同社有地は、06年3月まで「養命酒」の原料である原料用アルコールとブドウ糖の製造工場として利用していたもので、この有効活用が課題でもあった。そこで、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用した太陽光発電事業を開始することを決定。発電設備は昨年10月に着工し、先月19日に竣工、同日から東京電力への売電を開始した。


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