ジェネリック医薬品(GE薬)のさらなる使用促進に向けたロードマップを厚生労働省が4月に発表し、今後5年間の目標と関係者それぞれの課題が明確になった。その中でも特に重要な役割りを担うのがGE薬メーカーだ。欠品対策、確実な原薬調達、情報提供の充実などに業界がどう取り組むのか、日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)の吉田逸郎会長に聞いた。
必要量・生産能力を調査
【GE薬の現状】
昨年度のGE薬の数量シェアは、GE薬協調べで25・8%となった。厚労省の「後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム」が始まる前年の2007年が16・9%だったことからすると、5年間で約1・5倍に増加したが、残念ながら政府目標の30%以上は達成できなかった。
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