第一三共ヘルスケアは、歯周病予防に向けた歯磨「クリーンデンタル」「クリーンデンタルマイルド」「クリーンデンタルセンシティブa」(いずれも医薬部外品)の処方を強化して新発売すると共に、液体歯磨「クリーンデンタル薬用リンス」のパッケージデザインもシリーズ品に合わせて一新するなど、「クリーンデンタル」シリーズの全面リニューアルを行った。
近年、歯磨剤市場は拡大傾向にあり、その中でも製品単価1000円以上の市場が大きく伸びている。同社が昨年行った調査(約2900人を対象)では、歯磨剤に求められる効果は虫歯予防や口臭予防などを抑え、「歯周病予防」が最も多いなど、歯周病に対する関心の高さが示された。
「クリーンデンタル」シリーズは1985年の発売以来、本格的な歯周病予防のニーズに応えられる製品を目指し、数回にわたり処方を強化してきた。今回のリニューアルでは、殺菌成分LSS(ラウロイルサルコシン塩)を追加配合し、さらなる殺菌力と抗菌力の向上を図った。
これにより、薬用成分数は「クリーンデンタル」「クリーンデンタルマイルド」では、3種の殺菌成分(LSS、塩化セチルピリジニウム、イソプロピルメチルフェノール)と2種の消炎成分(ε‐アミノカプロン酸、β‐グリチルレチン酸)を含む合計10種類に、「クリーンデンタルセンシティブa」では、同じく3種の殺菌成分と2種の消炎成分、知覚過敏症状を予防する硝酸カリウムを含む11種類となった。
税込み希望小売価格は、スッキリとしたペパーミントフレーバーの「クリーンデンタル」、爽やかなレモンフレーバーの「クリーンデンタルマイルド」、スッキリとしたフレッシュミントフレーバーの「クリーンデンタルセンシティブa」とも、各50g966円、100g1764円。