政府の規制改革会議の「健康・医療ワーキング・グループ」は5日、規制緩和に向けて議論すべき項目をまとめた。同会議が当面の最優先案件として位置づけている「保険診療と保険外診療の併用療養制度」をはじめ、医薬品開発における治験前の臨床試験データの有効活用などが優先項目として挙がった。
臨床試験で得られたデータは、実際の治験には活用できないが、臨床データを治験でも共有できるようになれば新薬の開発期間短縮が見込めるため、WGでは早期の実用化に向け、規制緩和の方策を探る。
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