
大正製薬は、「パブロンマスク365」を全面改良し、新発売した。トヨタグループの豊田中央研究所が技術開発した光触媒(VCAT)をマスク表面に塗布し、マスク表面についたウイルス・細菌・花粉などを分解除去する機能を持った高機能マスクとなっている。初年度販売目標(発売日から1年間の出荷額)は2億円。
一般的な光触媒は、太陽光とのみ反応するが、「V‐CAT」は室内光(蛍光灯やLEDなど)でも高い分解反応を発揮する。このため、室内での着用シーンが想定できるマスクに適している。また、フィルターの通気性も同社従来品に対し約13%アップしており、これまで以上に呼吸・会話がしやすい。さらに、弾力性と通気性に優れた「スパイラルニットゴム」を耳ゴムに採用し、長時間の装着でも痛くなりにくくなった。
サイズは、ふつう、やや小さめ、キッズの3タイプあり、いずれも税込み希望小売価格は3枚入り420円。