◆4月2日の特集号で書いた記事が、結果として“誤報”となりそうだ。釈明したい
◆官民対話に基づく政策の予算確保で迷走しそうと書いた。しかし4月26日、厚生労働、文部科学、経済産業3省による「革新的医薬品・医療機器創出のための5カ年戦略」がまとまった。今月12日には「骨太の方針」原案に盛られ、予算の裏づけも取れつつある
◆当時、こんな話はなかった。というのも当初、5カ年戦略は予定になかったからだ。官民対話は当初、共通認識を醸成する場、政策は各省に委ねられていた。その後、3月16日の経済財政諮問会議で民間議員が戦略策定を求める一方、政府のイノベーション25、新健康フロンティア戦略が曖昧になり始め、医薬産業政策の方向性では官民対話への期待が高まった。戦略策定に動いた4月、骨太への反映は保証されていた模様で、それで3省の足並みが揃ったらしい
◆一方、記事に書いた薬価制度改革は、後発品使用促進も絡み迷走しそう。業界では日薬連が改革案をまとめるため加盟団体に意見を求めているが、各団体の考え方はバラバラ。15日は意見の締め切り。どんな案になるのか予想できない。
どうなる薬価制度改革
2007年06月15日 (金)
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