「第29回日本医学会総会2015関西」の組織委員会は19日、都内で記者会見し、来年4月に京都市等で開かれる総会の概要を発表した。今回は、「医学と医療の革新を目指して―健康社会を共に生きるきずなの構築」をメインテーマに位置づけ、関西6府県のオール関西で開催するのが特徴。20の柱で構成する学術講演プログラム、神戸で開催する公開展示「未来医XPO’15」等が企画され、一般にも開かれた総会を目指す。
一般開放し「きずな」構築へ
今回の総会の特色は、オール関西で開催、分野横断的な議論、開かれた学会の三つ。特に学術講演プログラムの一部を一般公開し、医療関係者と国民が共に議論を行っていく。
記者会見であいさつした井村裕夫会頭は、「一般にも開かれた医学会総会にしなければ、きずなの構築はできない。なるべく関西の広い範囲で開催することにより、多くの方々に新しい医学・医療の時代が来ていることを実感してもらいたい」と抱負を語った。
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