第13回東大病院臨床試験セミナーが28日、「創薬への挑戦―基礎研究の成果を臨床に」をテーマに、東大医学部鉄門記念講堂で開かれる。参加費は無料。
プログラムは以下の通り。
▽基調講演
大学病院における臨床研究の今後の展望―手島英雄(文部科学省高等教育局医学教育課大学病院支援室室長)、東京大学におけるシーズ開発体制と今後の展望―齊藤延人(東京大学病院副院長・研究支援部長)
▽アカデミアによる創薬への挑戦
多系統萎縮症治療薬の開発―辻省次(東京大学病院ゲノム医学センター長、神経内科教授)、筋ジストロフィー治療薬の開発―武田伸一(国立精神・神経医療研究センタートランスレーショナル・メディカルセンター長)、画期的新規糖尿病治療薬・健康長寿薬の開発―門脇孝(東京大学病院糖尿病・代謝内科教授)、HPV標的癌治療ワクチンの開発―川名敬(東京大学病院女性外科准教授)
▽アカデミア発の創薬を支える組織
創薬シーズ創製を強力にサポートする公的創薬基盤―岡部隆義(東京大学創薬オープンイノベーションセンター特任教授)、JST研究成果最適展開支援プログラム「A‐STEP」の活用:創薬分野推進POの視点から―谷田清一(京都高度技術研究所産学連携事業部プロジェクトディレクター)、薬事戦略相談の活用:担当者からみた実用化への課題―宇山佳明(医薬品医療機器総合機構審査マネジメント部薬事戦略相談課長)
▽大学間連携による研究開発
研究者養成とシーズ開発における大学間連携:大学病院臨床試験アライアンスと国立大学附属病院臨床研究推進会議の挑戦―荒川義弘(東京大学病院臨床研究支援センター副センター長)