大阪府薬剤師会の藤垣哲彦会長は14日、定例記者会見で「大阪府が設置する協議会で健康情報提供拠点整備事業を検討し、今年の夏には具体的な施策を展開したい」との考えを示した。また、2011年から毎年発行している「お薬手帳啓発ポスターおよびリーフレット」のリニューアル版が完成し、今月末から会員薬局に配布することも報告した。
藤垣氏はまず、「今回の調剤報酬改定で、薬局はかなり厳しい状況下に置かれた。新しい調剤報酬を検証して、次に結びつけなければならない」と明言。その上で、「臨床検査技師法の一部改正を含めて、薬局が置かれている環境がかなり変わってきており、診療報酬・調剤報酬に連動していると考えられる」と分析した。
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