◆サッカーのワールドカップ開催が来月に迫った。開催されるブラジルは、黄熱病の流行地域でもある。そこで予防策としてワクチン接種の検討を勧める医療関係者の指摘も。滞在する地域の感染症発生情報などに気を配りたい
◆レジャーシーズンを迎えた国内。春から秋にかけてダニの活動が活発になる。野山でのハイキングや野外作業、農作業等で病原体を保有しているマダニ類やツツガムシ類に刺されると、日本紅斑熱や重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など、重症になると死に至ることもある病気を発症する危険もある
◆厚労省によると、SFTSウイルスを保有するマダニが全国的に広く存在している可能性があるという。マダニは主に草むらや藪・森林にいるので、こうした場所で長時間地面に直接寝ころんだり座ったりは避け、肌が露出しない服装の着用も心がけたい
◆服の上や肌の露出部分に虫よけスプレーを噴霧するのも効果的だ。マダニの忌避効果が高い医薬品の虫よけ剤もあり、店頭での積極的な情報提供や訴求も求めたい。
この季節、マダニに注意。
2014年05月02日 (金)
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