薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は4月30日、新規の前立腺癌治療薬となるヤンセンファーマの「ザイティガ」、サノフィの「ジェブタナ」をはじめ、国内初となる爪真菌症の外用薬「クレナフィン」など7件を審議し、承認を了承した。
審議品目
▽クレナフィン爪外用液10%(科研製薬):新有効成分のエフィナコナゾールを含有し、皮膚糸状菌(トリコフィトン属)による爪白癬を効能・効果とする。
爪白癬は、爪水虫と呼ばれ、真菌の一種が原因。白癬以外の真菌を含む爪真菌症の推定患者数は1100万人。同剤は、真菌の発育に必要なエルゴステロールの生合成を阻害する。
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