沢井製薬の澤井光郎社長は14日、初収載品目の先発品の6掛け(収載希望10品目超は5掛け)や、既存収載品の3価格帯のグルーピングなどの新たな薬価算定ルールについて言及。「一部では価格競争が激しくなるとの見方もあるが、制度改正で(ジェネリック薬の)数量は伸びている。安定供給を重視すれば価格の値下げをする必要はない」との考えを示した。
澤井氏は、仮定として「初収載品目価格がほとんど先発の50%となった場合、仮にその6掛けで販売すると(対先発価格の)30%(以下)に入ってしまう。恐らく40%辺りが値引きの攻防戦になる」と見通した。その上で、同社では多くの品目が自社開発、自社製造、自社販売であることを強調。「新薬メーカーのGEの場合は、導入販売のため仕入れ原価と薬価との関係でビジネスの見直しをするかもしれないが当社は影響はない」とした。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。