ゼリア新薬が発売した特定保健用食品 |
ゼリア新薬は今月から、新たな特定保健用食品ブランド「ライフナビ」を立ち上げ、その第一弾として血糖値が気になりはじめた人向けの「ライフナビ食物繊維入りほうじ茶」を全国の薬局・薬店、ドラッグストアを中心に販売を開始した。
これまで生活者を対象としたコンシューマーヘルスケア部門では、一般用医薬品や健康食品を扱ってきたが、特定保健用食品の参入は今回が初めて。今後は「ライフナビ」ブランドのラインナップ充実を図っていく。
「ライフナビ食物繊維入りほうじ茶」(粉末清涼飲料)は、最近関心を集めているメタボリックシンドロームに焦点を当てて開発された製品。厚生労働省から今年2月21日付で特定保健用食品の表示許可を受けた。
難消化性デキストリン(食物繊維)を1袋当たり6g含んでおり、糖の吸収を穏やかにするのに役立つ。携帯に便利な分包タイプで、約160mLの水またはお湯に溶かし1日1袋を目安に飲用する。香り高いほうじ茶をブレンドし、飲みやすさも工夫した。税込み希望小売価格は1箱(10袋入り)1344円。
同社では1996年に栄養補助食品の開発・製造販売を目的に森永乳業と業務提携し、食習慣改善のための食品「新健康習慣」を開発したほか、健康茶などの「新健康習慣シリーズ」を展開してきた。今回の特定保健用食品を加え、健康維持関連製品群が更に充実した。