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北海道薬科大学(学長大和田榮治氏)は、旭川医科大学と学術交流協定を締結した。大和田学長と旭川医大の八竹直学長が出席して行われた調印式では、今後、研修・研究の両面で、学生や教員が包括的に連携を図っていく方向が確認された。
以前から北海道薬大は、旭川医大病院薬剤部の協力を得て、病院薬剤師による実務実習の導入教育などを行ってきた。今回の協定を通じて、さらに臨床分野の充実を図りたい意向で、これまで札幌市内の病院だけだった教員の病院派遣を、旭川医大病院にも拡大する予定だ。
また、癌などの専門薬剤師制度が進展しているが、認定要件でもある論文作成に関して、基礎的研究領域での協力体制も整備する方針という。より具体的な協力関係については、大学間で詰めていく。