国立循環器病研究センターは7月29日、厚生労働省の独立行政法人評価委員会高度専門医療研究部会に、2013年度の自己評価を提出した。14評価項目のうち「臨床を志向した研究・開発の推進」「患者の視点に立った良質かつ安心な医療の提供」など9項目について、5段階評価で最高の「S」をつけた。次回会合で、委員の評定を加えた総合評価を行う。
臨床を志向した研究・開発の推進では、研究所と病院等、センター内の連携強化として、ペプチドホルモンの前臨床研究等、研究所と病院の共同研究数が2009年度に比べて66・7%増の85件に増加し、中期計画を達成。企業との共同研究・開発は、精密心臓レプリカの製品化等、09年度に比べて154・4%増の145件と大幅に増えたことを踏まえ、最高評価を付けた。
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