TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

ALK阻害剤「アレクチニブ」、“奏効率9割”有効性を評価‐国立がん研究センター中央病院・大江氏

2014年08月28日 (木)
大江氏

大江氏

 国立がん研究センター中央病院副院長の大江裕一郎氏は21日に講演し、7月に承認を取得した国内2番手のALK融合遺伝子陽性非小細胞肺癌(NSCLC)治療薬「アレクチニブ」(国内製品名:アレセンサ)について、「第II相試験で示された奏効率93・5%という結果は、同じALK阻害剤のクリゾチニブの6割、EGFR阻害剤の7割に比べても高い」と有効性を評価した。ただ、クリゾチニブと直接比較した第III相試験を実施中で、どちらを先行して投与するかは「結果を見てみないと分からない」と指摘。当面はクリゾチニブ耐性患者への投与が優先されるとの考えを示した。

 アレクチニブは、中外製薬が鎌倉研究所で創製し、7月に欧米に先駆け承認を取得したALK阻害剤。ALK融合遺伝子陽性のNSCLCを対象とした国内第II相試験では、奏効率93・5%、完全奏効率約2割という高い抗腫瘍効果が得られた。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術