売上は年平均8%成長
日本新薬は今年度から5カ年の新たな中期経営計画を発表した。前立腺肥大症治療薬「ザルティア」、骨髄異形性症候群治療薬「ビザーダ」と肺動脈性肺高血圧症(PAH)領域の3製品を成長ドライバーに最終2018年度に総売上高1100億円、うち医薬品950億円を目指す。前川重信社長は27日の記者会見で、「独自性を追求してヘルスケア分野で存在感のある会社を実現する」と語った。
13年度実績は医薬品売上高633億円、総売上高765億円、営業利益が80億円で当初計画には届かなかったものの、新製品が牽引した売上高と利益とも過去最高を更新した。
新中計でも好調を維持し、医薬品売上高と総売上高はいずれも年平均8%成長させる。研究開発には年平均110億円を充てる。
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