田辺三菱製薬の三津家正之社長は8月26日に記者会見し、▽研究開発▽国内営業▽組織・行動力――の3つの側面から変革を推進する方針を示した。研究開発と国内営業では、コーポレート部門に「RD改革室」、営業本部に「営業改革室」をそれぞれ10月1日付で新設して体制を再構築する。構造改革プロジェクトを推進して100億円規模のコスト削減も目指す。
三津家氏は2015年度まで5カ年中期経営計画の進捗状況について、「新製品は国内を中心に6~7品目の上市がほぼ計画通りに進み、海外では多発性硬化症治療薬のジレニア、糖尿病治療薬のインヴォカナといったブロックバスターになる製品のロイヤリティが想定以上の額になっている」と説明した。
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