
レキットベンキーザー・ジャパン(RBジャパン、東京品川区)は、フットケアの総合ブランド「ドクター・ショール」の新製品として、なでるだけで角質をスピーディーに除去し、サロンクオリティの滑らか素足に導く「ベルベットスムーズ電動角質リムーバー」を、1日に新発売した。繊細な目のローラーヘッドが電動するので、面倒な足裏・かかとケアが手早く簡単に行える。乾いた肌に使えるので、外出の直前や気になった時に、いつでも手軽にケアできる。
靴に覆われて外的刺激を受けにくい冬に比べ、夏場は素足で過ごすことが多く、サンダルやヒールなどで足を酷使したダメージもあって、夏の終わりには足裏に角質がたまりやすくなっている。特に女性では、足裏やかかとの角質ケアが欠かせないが、悩んでいながらケアをせずに放置している人も結構あるという。
角質ケアの方法は、主にファイル(やすり)や軽石による“削るケア”と、薬剤系のリムーバーによる“削らないケア”がある。同社が行った調査(対象247人)では、削るケアを選ぶ人の方が多かった(69%)ものの、不満としては62%が「時間がかかる」、38%が「キレイな仕上がりにならない」を挙げるなど、既存の角質ケア製品に満足していない女性が目立った。
新製品の「ベルベットスムーズ電動角質リムーバー」は、スピーディーに角質をパウダー状にして、しっかり除去する。繊細な目のローラーヘッドがあらゆる角度に当てられ、かつカーブがあるので、かかとの大きい部位から、ヒールダコ等の細かい部位まで当てやすい設計になっている。ヘッド部の回転数は、1分間に約1500回転。
人間工学に基づいた握りやすいグリップで、つま先からかかとまで広範囲なケアが簡単にできる。ローラーヘッドは取り外して水洗いできるので、清潔で長持ち。本体は電池式で繰り返し使用でき、ローラーヘッドが消耗したら交換する(1週間に1回10分の使用で、交換目安は2カ月に1回)
本体とローラーヘッド各1個、付け替えのローラーヘッド1個、電池4本に、保管に便利なカバー付きで価格はオープン(1年間の保証付き)。取替用はローラーヘッド2個入りで、オープン価格。
これでドクター・ショールブランドのフットスキンケアは、手動で削るタイプ(ツインヘッドかかとファイル、デュアルアクションたこ取りファイル)、削らないケミカルケアタイプ(ラフ・スキン・リムーバー、ハードスキンリムーバー)に、今回の電動角質リムーバーが加わり、ザラザラからガチガチまで、角質のレベルに合わせたラインナップが充実した。
7月末に都内で開かれたピップグループ主催の小売向け展示会「ウエルネスフェスタ秋」では、今回もヘルス、シニア、ベビー、コンフォートの各カテゴリーから、来場者が気になる新商品を選ぶ人気投票が2日間にわたって行われた(約1000票)。このうち、ヘルスカテゴリーで第1位となったのが「ベルベットスムーズ電動角質リムーバー」で、小売企業のバイヤー注目の製品といっていい。
RBジャパンによると、同品は世界で売り切れが続出した製品という。消費者認知を高めるため、今後はTVCMはもちろん、デジタル・店頭ツール等、多角的なアプローチで大々的なプロモーションを行い、潜在需要の高い角質ケア市場のさらなる活性化につなげていく考えだ。