【新製品】気管支炎改善薬の新市場創造へ‐漢方薬「ダスモック」を販促強化 小林製薬

2014年9月29日 (月)

漢方薬「ダスモック」(第2類医薬品)

漢方薬「ダスモック」(第2類医薬品)

 小林製薬は、喫煙や排気ガスなどによる気管支の汚れをキレイにしながら、しつこい咳・気管支炎を改善する漢方薬(清肺湯エキス)の「ダスモック」(第2類医薬品)を、このほど新発売した。同社では、同品を今秋の新製品の中でも“導入重点品”に位置づけている。昨年9月から広島地区で限定発売し、順調に売上を伸ばしたことで全国発売に踏み切った。来月からは「ダスモック」のTVCM放映を予定するほか、今後は11月19日の世界COPDデーに絡めた売場づくりなど、広告と店頭とを連動させた販促に注力していくことで、新市場創造につなげていきたい考えだ。

 同社が20~50代の男女喫煙者(140人)に、喫煙による咳、痰の症状への対処法を聞いたところ、タバコの本数を減らすよう努力している、タールの少ないタバコ・軽いタバコを吸う、うがい薬でうがいをする、のどスプレーを使う──など多くが挙げられたが、最も多かったのは「のど飴をなめる」という回答であった。しつこい咳などの症状に対し、禁煙して確実に改善させるというより、今ある症状を少し和らげたいという対処法にとどまっていた。

 「ダスモック」は、16種類の生薬からなる漢方処方の清肺湯(せいはいとう)が、気管支の浄化機能を活発にさせ、痰の多く出る咳や気管支炎を改善する。清肺湯は、まず気管支粘膜から出る気道液の分泌を高め、痰などを切れやすくし、次に気管支の自浄作用(線毛運動)を高めて痰を排出させる。服用することで、炎症で狭くなっていた気管支が広くなり、呼吸が楽に感じられるなど、つらい症状が緩和される。

 成人(15歳以上)1回1包を1日3回、食前または食間に服用する。税別希望小売価格は12包1500円。

 昨年からの広島地区における販売では、確かな手応えは感じられたが、店頭での訴求方法など展開の仕方によって、かなりバラツキも見られたという。「購入者の90%以上が喫煙習慣のある人で、例えば禁煙補助剤の近くに展開すると好調な推移が見られた。要は展開を広くすれば、売上が上がってくるとも言えるが、普通に並べておくだけとか、あまり手をかけてない売場では伸び悩む傾向にあった」(小野山敦薬粧品事業部マーケティング部長)という。

理解促進に向けて継続した訴求展開

 そこで「ダスモック」の育成策として、まず9~10月の導入時期は、吊り下げセットなどを用いた定番展開や、禁煙補助剤売場の近くでの関連展開など認知アップに注力。10月からはTVCMも加える。続く11~12月では、世界COPDデー(11月19日)に合わせた売場づくり、新聞広告などの展開で消化促進に努める。

 そして、2~3月には吊り下げセットの継続展開(禁煙補助剤売場の近く)、アイテム追加(予定)など、「広告で販売を促進し盛り上げる。そして継続した展開でお客様との接点を持つ、といった取り組みを行っていきたい」(同社)としている。




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