【新製品】冷えによる悩みを体質から改善‐OTC漢方薬「ルビーナめぐり」 武田薬品

2014年11月10日 (月)
OTC漢方薬「ルビーナめぐり」

OTC漢方薬「ルビーナめぐり」

 武田薬品は、冷え症やむくみ・生理痛・頭痛などの不調を改善するOTC漢方薬「ルビーナめぐり」(第2類医薬品)を新発売した。婦人科疾患で繁用される当帰芍薬散に、弱った胃腸の働きを活発にし、体を芯から温める人参を加えた「当帰芍薬散加人参」処方の漢方薬で、女性に多い前記の悩みを体質から改善していく。

 同社が昨年行った調査では、25~39歳の女性4107人のうち、約78%の人が冷え症を自覚していた。これら冷え症自覚者では、「むくみ、生理痛、頭痛ともあり」19%、「むくみ&頭重」11%、「むくみ&生理痛」9%、「生理痛&頭重」7%、「むくみのみ」15%、「生理痛のみ」9%、「頭重のみ」7%──というように、77%もの人が“むくみ・生理痛・頭重”のいずれかの症状を感じていたという。

 「ルビーナめぐり」は、血のめぐりを良くしていくことで、手足の先から体を温める。そして水のめぐりを良くしていくことで、冷えの原因となる水が体にたまっているのを改善する。さらに、弱った胃腸の働きを活発にすることで、体を芯から温める。15歳以上の1日服用量(9錠)中に、当帰芍薬散加人参乾燥エキス(トウキ、タクシャ、センキュウ、シャクヤク、ブクリョウ、ビャクジュツ、ニンジン)2150mgを含有する。

 特有の香味を持った褐色の錠剤で、体力虚弱であり胃腸が弱く、冷え症で貧血の傾向があって、疲労しやすい人に適している。税別希望小売価格は60錠1300円、120錠2300円。

 同社の漢方薬では、ほてり、のぼせ、冷え症、疲労倦怠感、めまい、頭痛、不眠、むくみ、肩こりなど更年期障害のつらい症状を改善する、漢方処方「連珠飲(れんじゅいん)」に基づく「ルビーナ」(第2類医薬品)も展開している。今回の新製品を加え、女性特有の不調を改善するルビーナブランドが、より一層幅広い年齢層の女性の悩みに対応できるようになった。



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