武田薬品
円安影響もあって海外が牽引し、高血圧症治療剤カンデサルタンや消化性潰瘍治療剤ランソプラゾールなどの大型品の特許切れ影響や国内の落ち込みを吸収して増収となった。利益面では米国で新製品上市に伴う経費増で販管費が膨らんだものの、有形固定資産売却益の発生によって営業増益を確保した。
国内医療用は、高血圧症治療剤「アジルバ」、2型糖尿病治療剤「ネシーナ」など新製品が伸長したが、薬価改定やジェネリック医薬品の攻勢が響いて前年同期を下回った。
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