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【第8回日本薬局学会学術総会】NPhA中村会長「医薬分業、在宅の方向へ」‐関係団体との連携強化も

2014年12月04日 (木)
中村氏

中村氏

 第8回日本薬局学会学術総会が「今果たすべき、保険薬局の使命~地域医療の実践 平和宣言都市 広島からの決意~」をテーマに11月23~24日、広島市内で開催された。2日間で、薬剤師を中心とする保険薬局関係者ら約4000人と薬学生約200人が参加。シンポジウムや一般演題では、今後の地域医療の中で果たすべき薬局、薬剤師の機能や役割などをメインとして活発な議論を展開した。

 開会式で中村勝日本保険薬局協会(NPhA)会長は、高齢化社会到来の中で「在宅患者、家族にとって薬剤師の活躍により、安心して自宅で病気療養や健康管理ができる薬局の存在が大きく期待されている」と前置きし、「門前型を中心とした20年間にわたる医薬分業も一つの業態としては恥じるべきものではないが、今後は、在宅に向かう薬剤師が一人でも多く活躍できるような医薬分業でなければならない」とした。


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