◆当初言われた通り、自民党を含む与党優勢が、そのまま決着。「ほとんど盛り上がりを見せずに衆院選が終わった」と思う方は少なくなかろう。課題は山ほどあったはずなのに、何が争点だったのか?。野党が体制を整える前に、安倍首相にしてやられたという感じだ
◆はっきりしていたのは、選挙を前に消費税10%への引き上げが先延ばしされたこと。つまり、社会保障費の財源確保が頓挫した状態にあるということではないか。少なくとも再引き上げまでに景気を回復させ、国家収入を増やす必要がある
◆景気回復が加速しなければ、当然企業等からの税収の伸びも見込めない。海外の見方は厳しいと聞く。増収でなければ2016年度は診療報酬改定も再びマイナス改定ではと危惧されるところだ
◆この数年来の流れを見る限り、調剤バッシングの風をまともに受け、調剤は厳しい状況が続いている。今後さらにバッシングが強まる事態にならぬよう“仲間”が仲間でいてもらえるしたたかさが望まれる。いずれにしても、厳しい1年、執行部の指導力が待たれる。
調剤バッシングの風が吹かぬよう
2014年12月17日 (水)
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