厚生労働省は、2014年度診療報酬改定で算定要件や点数の見直しを行った「在宅患者訪問薬剤管理指導料」の影響について調査した結果の速報を24日、中央社会保険医療協議会の診療報酬改定結果検証部会に提示した。14年度改定では、同じ建物内にある高齢者施設などに居住する患者への訪問薬剤管理指導について、回数に制限を設けると共に、点数の引き下げを行ったが、改定前と後を比べても、薬学的管理を行った平均患者数や、患者1人当たりのベッドサイド業務時間に変化はほとんど見られなかった。
在宅患者訪問薬剤管理指導料は、通院が困難なため、在宅で療養を行っている患者に対して、訪問薬剤管理指導を行った薬局などを評価するための点数。
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