厚生労働省医政局地域医療計画課は、医療機関における院内感染対策の留意事項をまとめ、都道府県等の担当者に通知した。昨年、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)の大規模な院内感染事例の報告を受け、改めてアウトブレイクの定義や保健所や中核医療機関の求められる役割を定めること等により注意喚起をした。
通知では、院内感染対策の体制について、診療部門、薬剤部門、看護部門等の各部門を代表する職員で構成する「院内感染対策委員会」を設け、組織的な対応方針の指示、教育を行うことを求めた。
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