協和発酵キリンの花井陳雄社長は、2日の決算会見で、昨年発売した持続型G-CSF製剤「ジーラスタ」について、新たに癌化学療法による発熱性好中球減少症で予防適応を取得したのを契機に、「新たな市場を形成したい」と述べ、バイオ後続品の影響を受けるG-CSF製剤「グラン」の売上落ち込みを挽回する考えを示した。
ジーラスタは、昨年11月に発表したグランのペグ化製剤で、癌化学療法1サイクルに1回の投与で、グラン連日投与に劣らない効果を発揮するのが特徴。2014年には売上3億円を計上している。
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