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三光純薬は29日、骨粗鬆症治療でビタミンK2製剤を投与すべきか否かを、患者の血液から判定する体外診断用薬「ピコルミucOC」を発売する。検査は保険適用されている。
ビタミンKは骨の形成に関与しており、ビタミンKの不足は骨粗鬆症と判断する一つの材料となる。そのビタミンKが不足すると血中に放出される低カルボキシル化オステオカルシン(ucOC)を測定する。ucOCを測定する診断薬は初めて。
測定結果に応じて適切な薬物療法につなげる。また、投与後の効果判定にも用いることができる。
販促は、ビタミンK2製剤「グラケー」を扱う親会社のエーザイと共同で行い、双方の製品の相乗効果を狙う。
希望納入価は13万6000円。保険点数は、ucOC精密測定が170点。生化学的検査(II)判断料135点(月1回につき)
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