兵庫県薬剤師会と兵庫県病院薬剤師会は、両会の連携強化に向けて検討を進めている。昨年、兵庫県薬内に「県薬・病薬会員の連携についての特別委員会」を発足させた。組織統一には至らないが、兵庫県病薬の会員が兵庫県薬に入会しやすくなる方策を話し合っている。焦点は会費の設定だ。実現すれば都道府県単位の薬剤師会の中で第1位の会員数になる。早ければ2015年度中に結論を出すという。
兵庫県病薬の事務局業務を兵庫県薬に委託するなど、両会は以前から良好な関係を築いてきた。また、社会から見れば薬局薬剤師も病院薬剤師も同じ薬剤師であり、薬剤師は一枚岩になって対外的に活動すべきという認識も、両会幹部の間で一致している。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。