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エスエス製薬は3日から、L‐システインが肝臓でのアルコール分解酵素を活性化し、二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドに直接働きかけて代謝・解毒を早め、二日酔いを治療する医薬品「アルケシクール」を新発売した。
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1日量(6錠)中の成分は、L‐システイン240mg、ビタミンC300mg、パントテン酸カルシウム24mg。これら成分・含有量ともに、同社の主力ブランド「ハイチオールC」「ハイチオールCプルミエール」と同じ。ハイチオールCでも二日酔いや全身倦怠の効能効果は発売当初からうたっているが、同ブランドは女性をメインターゲットに、しみ・そばかす治療薬としての部分を前面に打ち出した。今回、別ブランドとして“二日酔い・全身倦怠の改善”の部分を強くアピールするのが狙い。
「アルケシクール」では、つらい二日酔いでも頑張らなくてはならない、ビジネスシーンの最前線で活躍する30040代のビジネスマンをコアターゲットにしている。肝臓でのアルコール代謝・解毒を速め、二日酔いそのものに効くだけでなく、エネルギー産生に関与することで、二日酔いなどからの体のダルさに対しても効果を発揮することを訴求していく。
15歳以上は1回2錠、7014歳は1回1錠を、それぞれ1日3回服用する。税込み希望小売価格は12錠599円、72錠2100円。
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